ぐだぐだだけど。

ライオンズを中心にぬるーく、テキトーな感じで。文章・画像の無断転載はご遠慮ください。いや、絶対だめ。

先週、今週読んだ本。

先週と今週読んだ本
先週書かなかったんで2週分。

「倒錯の死角(アングル)201号室」折原一著
屋根裏部屋から向かいのアパートの201号室を覗く男。
その部屋の女性が殺されているのを目撃したことにより、ショックのあまりお酒に逃げ、アル中になってしまう。
そして201号室には新しい入居者の女性がやってくる。
またその部屋を覗いていくうちに壊れていく男。
さらにその部屋に忍び込んだコソ泥やら不倫相手やらからんで。
前から気になってた作者の本。
ようやく手をだしてみた。
最後の最後まで気が抜けないっていうか、練りに練られているって感じ。
ポイントは女性の書く「日記」
初期の頃の作品のようなんで、他のも読んでみようかな。


「無痛」久坂部羊著
人間を外側から見るだけで、その人の健康状態や病気の進行状態を読み取ることのできる医者が主人公。
といっても超能力ではなくて医学的な兆候での判断。
「刑法39条」心神喪失状態での犯罪がテーマ。
痛みを感じない人間が起こす凄惨な殺人事件。
こちらも前から気になってた本で、ようやく手を出せた。
題材としては面白いっていうか、考えさせられるものだとは思うんだけど・・・うーん。
どうも「凄惨さ」が強調させられすぎているような。
グロい。
んでどうにも中途半端な感が。
終わりもぷっつりって感じだし。
この「無痛」よりも前の作品の方が評判がいいみたいなんで、そっちも読んでみようかな。


「ジーン・ワルツ」海堂尊著
舞台は北海道。
人工授精のエキスパートの女医が主人公。
そこに先輩医師、4人の妊婦がからんでくる。
地方の医療、婦人科医療、霞ヶ関。
いろんな問題を提起している作品。
主人公の女医さん、そこまでするのはどうなんだとは思った。
だけどいろいろと、特に「生命」について考えさせられた作品だったと思う。


「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」辻村深月著
幼馴染の母親が死亡、容疑者の幼馴染チエミが行方不明。
田舎を出てフリーライターをしてるみずほはチエミの行方を追う。
みずほは女友達に聞き込みしていく。
途中、なんで?ってことがちょこちょこ出てくるのだけど、それも徐々に繋がっていく。
なんのことかわからなかった「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」という題名も。
この作者さんの好きなところ。
それは最後にちょっとでもほっとさせてくれるところ。
久々に「スローハイツの神様」が読みたくなったなぁ。


「卒業」東野圭吾著
東野圭吾2作めの作品。
24年も前の作品なんだなぁ。
そして「加賀恭一郎」初登場の作品。
といっても刑事ではなく、まだ学生。
大学卒業間近の加賀の友人が相次いで死亡し、その謎を解いていく。
トリックとなる「雪月花之式」がややこしーーい。
図もあったのだけど、頭が痛くなったんで考えるのやめてしもた。
んま、理解はできてないけどそこは問題ないってことで。
話の展開、タイトルのつけ方。
やっぱり東野さんはうまいなぁ。


「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎著
首相がパレード中に爆殺。
その濡れ衣を着せられた男、青柳雅春の逃亡劇。
いやーー、おもしろかったぁ。
ただどう逃げるかっていう、それだけの話じゃない。
こういう「逃走劇」、書く人によっては重苦しくなるのかもしれないけど、伊坂作品はそうならず。
友人や元カノとの「信頼感」がほろっとさせてくれる。
「偶然」という都合のいいところもあるけど。
「俺は犯人じゃない」「だと思った」ってやりとり、そしてラストにちょっとうるっときた。
映画化されたけど、独特な伊坂感は出せたんだろうか。

今週読んだ本。

今週読んだ本

「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎著
「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の
4編からなる短編集。
伊坂作品らしく不思議なものからホワンさせるものまで。
これ好きだーーーー。
久々にまた読みたくなるだろうなって本に出あえた。
特に最後の「ポテチ」が好き。
うるっときちまったい、てやんでい。
「ポテチ」と「サクリファイス」に出てくる「黒澤」は他の作品に出てくる。
「フィッシュストーリー」に出てくる夫婦もそうだよな。
他の作品の登場人物がちょろっと顔だしたりする。
どっちも「ラッシュライフ」だったっけ?
そんなのを見つけるのも伊坂作品の楽しみ。
うん、この本、買おっと。


「グラスホッパー」伊坂幸太郎著
妻を殺された復讐をしようとしている「鈴木」、自殺屋「鯨」、殺し屋「蝉」
その3人が交互に描かれ、そして「押し屋」をめぐって交わっていく。
なんつーか重い。んで「幸せ」がない。
3人それぞれの物語の展開は伊坂作品らしくうまいなーって思ったのだけど、「幸」のない作品はきつい。
読んでて気分が重くなって、何度も中断しながら読んだ。
人によって好き嫌いが分かれるんじゃないかなー。


「命のパレード」恩田陸著
15編からなる短編集。
ホントに同じ人が書いたのかと思うような全然違う色の作品たち。
脳みそがちっこいゆえ、理解できなかったものもあり。
もっかいじっくりと読んだらわかるかなぁ。
「夕飯は七時」と「エンドマークまでご一緒に」が好きかな。


今週は3冊でした。

今週読んだ本。

今週読んだ本

「交錯 警視庁追跡捜査係」堂場瞬一著

未解決となった事件を見直す追跡捜査係。
気の合わないふたりの刑事がそれぞれ追う事件が交錯する。
途中で展開、犯人読めちゃって。
交錯ってそんなんかよって。
まさかそのままいかないよなーって思ったら、ホントにそのままいっちゃって。
登場人物にはひかれたかな。
前からちょいと気になってたけど、なかなか読む機会がなかった作者さん。
面白くないってことはなかったんで、他の作品も読んでみようかな。


「千年紀の墓標」トム・クランシー著

アメリカの大企業の特殊部隊<剣>がロシアの陰謀に立ち向かっていく。
民間の会社なのに、その隊員たちがすんごい優秀ですんごいの。
アメリカーンな感じだわ。
だいぶ前に読んだ「細菌テロを討て」も同じ<剣>ががんばる話だった。
「千年紀の墓標」も「細菌テロを討て」もよくできてる。
すぐに映画になりそう。
でもお金がかかりそうだけど。
久々の外人さんの作品。
おもしろいんだけど、登場人物の名前がぐちゃぐちゃになるのが難点^^;


今週はこの2冊だけ。

今週読んだ本。

今週読んだ本


「終末のフール」伊坂幸太郎著

「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」
そんな発表から5年。つまりあと3年の命。
発表があったときは暴動や殺人や強盗なんかがあったけど5年後には落ち着きが戻っていた。
そんな世界での物語。
仙台のとある団地の住人が主人公の8つの短編集。

背景は暗いけど、ただパニックとか絶望なんかが描かれているだけではなく。
残りの時間で夢をかなえようとする人、子どもを生むかどうか悩む人。
いろいろな人がいて。
実際にこんなことが起きたらどうなるのかなぁ。
8つの物語だけど、どっかで繋がっているところが伊坂氏の作品らしく。
うん、おもしろかった。


「白銀ジャック」東野圭吾著
ゲレンデに爆弾がしかけられた。
人質はそのゲレンデに来ているお客さん。
経営者たちは警察に知らせることをせず犯人の要求にしたがう。

単行本をすっとばしていきなり文庫本での出版っていう、お財布に優しい作品。
っつっても私は図書館なのだけど
東野氏の作品らしくリズム感よし、サクサク読めちゃう。
面白かった。ただちょっと物足りない。
軽い2時間ドラマを見てる感じかなぁ。
気軽に読むにはいいけどね。


「ダーウィンの時計」響堂新著
バイカル湖でアザラシの研究をする日本人留学生が主人公。
あのアザラシに奇病が流行。
そして調査中に頭の後ろから手が生えた人と会う。
またシベリアで発見された死体が発見される。
絶滅したとされるネアンデルタール人らしい。
その死体のでん部からは小さな手がはえていた。
そして喉に口や足ができたり、肺の中に手足ができたりという奇病が発生。

絵を浮かべるとかなーり怖い。
隠してその奇病について研究を続けようとする研究者。
それを利用するため世界には隠して研究をしようとする国。
現実にって考えてみたらかなーり怖い、面白い作品になったと思うのだけど。
なんだろ、どうも薄っぺらく思えてしまった。
日本でも発生したのだけど、そっちはほりっぱなしで終わってしまったし。
初めて読む作者さんだったのだけど、他のものも読んでみようか迷う。

今週読んだ本。

今週読んだ本


「ブルータスの心臓」東野圭吾著

嫌いだ、これ。
ストーリーとしてはさすがだとは思う。
でも主人公を初めとして、嫌な人間がテンコ盛り。
最後まで真犯人がわからずざっくざっく読めたけど、読み終わったらいやーな気持ちが残った。
誰も救われないラスト、こういうの嫌い。


「禁じられた楽園」恩田陸著

熊野に天才によって作られたインスタレーション。
そこで起こるさまざまなこと。
いろんなジャンルのお話しを書く作者だけど、これはホラーになるのかな。
絵を想像すると気持ち悪いこともあったけど、でもぐいぐい引き込まれた。
でもでも、んーーーーー、おしいって感じ。
ラストが「えっ?こんな終わり?」って感じで。
ホントにラストだけ。
ほとんどが面白かっただけにもったいないなぁ。


「まひるの月を追いかけて」恩田陸著

「禁じられた楽園」とは全く違うもの。
失踪した異母兄を追って、兄の恋人と妹が奈良を旅する。
ミステリーなのか、ファンタジーなのか、うーん。
映画でいったら「ロードムービー」っちゅーのかなぁ。
とりあえず久しぶりに奈良に行きたくなった
奈良の名所をまわりながら展開される物語。
二時間ドラマになりそうだ(笑)
途中で出てきたあの人の姿、必要あったんだろうか。


「暗黒祭」今邑彩著

「蛇神」「翼ある蛇」「双頭の蛇」に続く蛇神シリーズの最終話。
なんだけど、なんだけどー。
「蛇神」と「翼ある蛇」、読んでないんだよねー。
前になんとなく「双頭の蛇」を読んでシリーズだって知って。
んで図書館にいったら「暗黒祭」があって読んじゃった
前の事情がわからないとこもあったけど、んま、これはこれで楽しめたかな。
舞台は千年以上も前から続く秘密の祭りを行う日の本村。
普通じゃない祭りだしありえないんだけど、こんなことがもしかしたらあるかも・・なんて思っちゃったり。
順番を守らず読んだけど十分楽しめた。
結構分厚い本だったけど、一気に読めたし。
この作者さん、文章上手いし。
でも最初の2作を読んでからだったらもっと楽しめたのかも


来週はまた東野圭吾から。
予約してたのがきたんでね。

明日は箱根だ〜
温泉つかってうまいもん食ってくる〜。
うひひ。

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なお

Author:なお
大阪出身、ただいま東京多摩地区棲息。
野球が好きです。
ライオンズが大好きです。